お酒のマナー
酒は百薬の長、と知られている一方、間違った認識で飲み続けると、無意識に周囲に迷惑をかけたり、生命の危険がおよぶことさえあります。極端な話し、自分から酒のマナーを守ろうとする姿勢が感じられなければ、周りからはそのような人物だと思われて、悪評つかれて、やがて恋人だけでなく友達もできなくなるのです。せっかく美味しいひとときを過ごすために日本酒をたしなんでいるのにも関わらず、思い出のほうがほろ苦い味になってしまうのはもったいですよね。酒との節度ある正しい付き合い方をする、というのは、基本的な考え方の傾向としては、「食べながら、ゆっくり飲む」、というのが多いようです。今回はこのお酒のマナーについてもう少し掘り起こしてみましょう。
守っておきたい、お酒のマナー 10条①
日本酒は、1人でも2人でも大勢でも、人数や雰囲気にとらわれずに、とりあえず楽しく飲みたいものです。ちょっとした飲み会、パーティー、宴会、イベント、などで飲むときに心がけておきたいこと、または健康のためにもこれだけは守りたいエチケットを下記にまとめてみました。
①自分の適量までにとどめよう
自分の中でもう飲めない・もう適量だなと思ったら、周りがどんなに勧められても、そこでもストップするようにしましょう。周りの空気に惑わされず、ときに断る勇気がある人こそ、本当のお酒好きといえるでしょう。
②1週間に2日は休肝日にしよう
可能であれば、少なくとも2日以上は肝臓を休ませてあげましょう。タフな肝臓は、適度に休ませてあげることで、その機能を回復させて免疫をつけることができます。
③人に無理な酒飲みを勧めない
人それぞれのペースがあることを認めて、ゆっくり守りあうのがお酒飲みの基本的なマナーです。酒の一気飲み大会でも早飲みを競う大会でもありません。日本酒を心より味わっている人は、それぞれのペースがあることを頭に刻み込んで楽しみましょう。
④くすりと一緒に飲まない
アルコールも薬も、同じ肝臓の中で分解します。一緒に飲むと、身体に悪い影響が出やすくなるので、必ず避けるようにしましょう。
⑤一気飲みはしない、させない
急性アルコール中毒などの原因になるので、必ずしてはいけません。人は精神的に弱い生物なので、仲の良い人・憧れの人がやっているから……といった甘え・格好をつけようとする人がいるかと思いますが、それは大間違いです。本当にお酒が好きであれば、自分にとっても・他人にとってもやめさせるのが常識です。
まとめ
日本酒のたしなみ方について詳しく説明しました。簡単に言ってしまえば、あらゆる誘惑を断る勇気・自分の強い意識をもってコントロールできる人が、日本酒好きの仲間を作ることができて、魅力を知ることができる、ということをご理解いただければと思います。次からもお酒のマナーについて詳しく説明しますので、特に日本酒つながりのよき友達を作りたい・お互い気持ちよく交流したい・魅力を知りたい方は、ぜひ参考にしてみてください。